WiMAX 2+は高速化し、切り替えに伴いWiMAX は徐々にサービス縮小へ

公開日： 2014/11/02 : 最終更新日：2014/11/02 データカード

今、私が持っているモバイルWi-FiルーターはWiMaxの「AtermWM3800R」という機種です。

昨年の１２月に契約して、そろそろ１年契約の更新月が来るので、WiMax2+対応機種に変更しようか悩んでいるところなんです。

通信制限なく利用できることがメリットであるWiMAX ですが、現在は下り最大速度40Mbps のWiMAX と、下り最大速度110MbpsのWiMAX 2+の2つのサービスが展開しています。

このうちWiMAX 2+ は2015年春からキャリアアグリゲーション(複数の周波数帯を同時に使用)の導入が決まり、下り最大速度が220Mbpsと現在の倍の速度になります。

キャリアアグリゲーションは各キャリアでも設備の増強など準備が進んでおり、KDDI(au)はすでに2014夏モデルから運用を開始しています。
ドコモ・ソフトバンクも来春から運用を開始する予定なので、今後CAに対応する端末にも注目です。

wimax2plus

キャリアアグリゲーションは複数の帯域を使うので高速化だけでなく安定化にもつながりますが、使える周波数帯には限りがあるので増えた分はどこかが減ることになります。

WiMAX 2+の場合は、WiMAX で使っている周波数帯30MHzのうち20MHzをWiMAX 2+サービスへ切り替えて運用することになっています。
そのため、周波数帯の減ったWiMAX は来春から順次下り最大速度13.3Mbpsになっていきます。

AtermWM3800R のようにWiMAX のみ対応している端末は、今後利用が厳しくなってくるかもしれません。
そのかわりWiMAX サービスを提供しているMVNO各社では、WiMAX 2+ への切り替えを促すキャンペーンが始まっています。
契約解除料・端末代金・登録料が無料で切り替えができるので、今までと同じようにモバイル通信を行いたい場合はいいかもしれません。

また、速度が低下するWiMAX では月額料金の下がったプランも出てきているので、高速通信が必要がない場合はこちらを検討してみてもいいかもしれません。

ただし、今回の周波数帯切り替えも従来の予定よりも前倒しで実施されているので、WiMAX サービスがいつまで継続されるか分からない点には注意が必要です。
通信制限についてはWiMAX 2+ も契約後2年間は月間データ量制限7GBが適用されないので、これを機にWiMAX 2+ への切り替えを検討してみてもいいかもしれません。

私も、この機会にWiMax2+への機種変更をしたいと思っています。

またお得なキャンペーンやサイトを散策してみよっと♪